自動車税の納税証明書があれば、全国どこでも車検を受けることができます。ただ、納税証明書には期限がありますので、念のため確認しましょう。また、納税証明書の再発行は郵送でできますが、車検証の再発行はナンバープレートを管轄している陸運支局や軽自動車検査協会でしかできないので注意しましょう(業者などに依頼して代理をたてることは可能です)。
ちなみに、車検を受けるだけなら他県ナンバーでもさしつかえありませんが、厳密にいえば、使用の本拠地が変わったときには14日以内の登録事項変更が義務づけられています。他県に引っ越しをしたときなどは、
●車庫証明をとる
●自動車税を払う(県税にあたるので新居住地であるところの県に納めます。旧居住地で納めた税は還付されます)
などの行動が必要になります。
車検について考えてみたことはありますか?車検(車両検査)とは、いわばクルマの健康定期健診といったもので、「その車両が道路運送車両法に定められている保安基準を満たしているかどうか?」を検査するものなのです。車検はあくまで“検査”であり、不良個所を発見・修理したりする“点検・整備”とは区別されますが、「車検」は国土交通省により、受けることが義務づけられています。
車検によって車両の安全面・公害面などが検査されます。そして、合格となった車両だけが公道を走ることを認められます。今、現在とられている車検制度では、たとえば一般的な自家用自動車の場合、新車時が3年・それ以降が2年ごと、と定められています。その期間をすぎても新しく車検を受けずに公道を走ると、重い罰則が待っています。それでなくとも、長く車両を使用していれば見えない部分の消耗や、劣化などの事態が生じてくるものです。
車検をおこなわずにそれらの整備不良を見逃してしまい、保安基準以下の車両が公道を走ることは、周囲の安全、なによりユーザー自らの安全において危険なことなのです。このような安全の確保、また、大気汚染の防止・道路交通の円滑化など、さまざまな問題を予防する目的で「車検」という制度が設けられているということなのです。